焼肉坂井ホールディングス(2694)2027年3月期第1四半期決算を分析|営業利益が大幅改善、本業回復は本物か、今後の業績と売買判断

焼肉坂井ホールディングス(2694)が2026年8月12日に発表した2027年3月期第1四半期決算を分析します。今回の決算は、売上高60億2714万円で前年同期比5.1%増、営業利益8246万円、経常利益8206万円、親会社株主に帰属する四半期純利益4090万円となりました。前年同期は営業利益626万円、経常利益371万円、純損失2176万円だったため、利益面は大幅に改善しています。

特に評価したいのは、今回の改善が特別利益によって作られたものではなく、営業利益の段階ですでに大きく改善していることです。

一方で、営業利益率はまだ1%台です。外食企業として原材料費、人件費、物流費、水光熱費の上昇が続いており、今回の回復をそのまま高収益化と考えるには早いと思います。

キャピタルゲインを狙う立場では、「赤字・低収益からの回復局面」という点は面白いものの、今後2~3四半期にわたって利益改善を継続できるかが重要です。

目次

今回の決算を5段階で評価

評価項目評価コメント
売上高★★★★☆60.27億円、前年同期比5.1%増
営業利益★★★★★626万円から8246万円へ大幅改善
利益率★★★☆☆営業利益率は約1.37%まで改善したが、まだ低い
主要事業★★★★☆焼肉、寿司、日常食などが5月好調。「壁の穴」も伸長
通期予想★★★★☆営業利益153.7%増を計画
進捗率★★★☆☆営業利益約20.7%。悪くないが上振れ判断にはまだ早い
特殊要因★★★★☆特別利益頼みではなく営業段階で利益改善
財務★★★☆☆負債は減少したが、現預金も大きく減少
CF★★★☆☆第1四半期CF計算書は作成されておらず詳細確認不可
株主還元★★☆☆☆今期配当は現時点で未定部分が多い
成長性★★★☆☆業績回復余地はあるが、利益規模はまだ小さい
キャピタルゲイン期待★★★★☆低収益状態からの利益回復が続けば評価変化の余地あり

売買判断

保有 ★★★★☆

新規買い ★★★☆☆

売却 ★★☆☆☆

今回の決算だけを見るなら、保有している場合はすぐに売る必要はないと考えます。

営業利益がほぼゼロに近かった前年同期から明確に回復しており、純利益も赤字から黒字へ転換しました。

一方、新規買いは★★★☆☆です。

低収益企業の利益回復は株価上昇材料になりやすい反面、今回の営業利益は8246万円にすぎず、営業利益率も1.37%程度です。

キャピタルゲイン狙いなら「業績回復の初動」として注目できますが、今の段階では利益成長が定着したとまでは判断しません。

売上高5.1%増以上に利益が大きく改善

第1四半期の売上高は前年同期57億3734万円から60億2714万円へ増加しました。

増加額は約2億9000万円です。

営業利益は626万円から8246万円へ増加し、経常利益も371万円から8206万円まで増えました。

最終損益は2176万円の赤字から4090万円の黒字へ転換しています。

売上高の伸びは5.1%ですので、売上だけを見ると「好調だが特別強いわけではない」という印象です。

しかし利益の変化はかなり大きいです。

前年同期は営業利益がほぼゼロに近い状態でしたが、今回は8000万円を超えるところまで回復しました。

焼肉坂井HDを見る場合、売上高5%増よりも「売上増をきちんと利益へ変換できるようになった」ことの方が重要です。

営業利益率は約0.11%から約1.37%へ改善

営業利益率を単純計算すると、前年同期は約0.11%でした。

今回は約1.37%です。

まだ低い水準ですが、改善幅は大きいです。

損益計算書を見ると、売上総利益は前年同期38億4947万円から40億5600万円へ約2億650万円増えました。

一方、販売費及び一般管理費は38億4321万円から39億7353万円へ約1億3030万円の増加にとどまっています。

つまり売上総利益の増加額が販管費の増加額を上回った結果、営業利益が大きく改善した形です。

今回の決算で評価したいのはここです。

売上が増えた分だけ費用も増えて利益が残らない状態ではありません。

わずかではありますが、売上増が利益へつながる構造になっています。

粗利益率もわずかに改善

売上総利益率を計算すると、前年同期は約67.1%、今回は約67.3%です。

わずかな改善ですが、外食企業にとっては重要です。

原材料価格、物流費、人件費、水光熱費などが上昇する中で、売上総利益率を維持しながら売上高を5.1%伸ばしています。

会社側も、外食業界ではこうしたコスト高が依然として厳しい経営環境を作っていると説明しています。

したがって今回の営業利益改善は、非常に追い風の強い環境で簡単に生まれたものではありません。

コスト上昇を受けながら利益を戻したという点では評価できます。

5月は好調、6月は悪天候が足を引っ張った

会社の説明によると、大型連休の外食需要増加などを背景に、主力の焼肉事業だけでなく、寿司事業、日常食・ファーストフード事業でも5月は好調でした。

一方、6月は大型連休後の節約志向に加え、梅雨の長雨や台風接近などの悪天候が影響し、特に首都圏の居酒屋事業が下押し要因となりました。

ここは今回の決算を見るうえで興味深い部分です。

第1四半期全体では営業利益が大きく改善していますが、3カ月すべてが絶好調だったわけではありません。

6月には明確な逆風がありました。

それでも第1四半期として増収・営業増益になったということは、5月までの好調や他業態の利益改善がかなり効いた可能性があります。

逆に第2四半期で天候要因が正常化すれば、さらなる利益改善につながる余地があります。

「壁の穴」のリブランディングが好調

今回、会社が個別ブランドとして特に名前を挙げているのが、子会社の壁の穴が運営するスパゲティ専門店「壁の穴」です。

2025年3月からロゴやメニューを一新するリブランディングを進め、その効果などによって売上高が大きく伸びたと説明しています。

同社が運営する「ブコ ディ ムーロ」「バーチョ ディ ジュリエッタ」「饂飩の四國」についても業績は堅調です。

焼肉坂井HDという社名から焼肉事業だけを想像しがちですが、実際には焼肉、寿司、居酒屋、パスタ、うどん、日常食など複数業態を持っています。

一つの業態が弱いときに別の業態でカバーできる点は強みです。

今回も6月の居酒屋が弱かった一方、「壁の穴」などが伸びています。

ただしセグメント別利益は分からない

焼肉坂井HDは「外食事業」の単一セグメントです。

そのため、焼肉、寿司、居酒屋、「壁の穴」などの業態別営業利益は今回の資料では開示されていません。

したがって、「焼肉事業だけで何億円稼いだ」「壁の穴の利益率が何%になった」といった数字は今回の資料からは判断できません。

個別ブランドの売上改善は確認できますが、利益への貢献度については次の開示を待つ必要があります。

不採算店の整理も進めている

第1四半期には、契約終了および不採算店整理によって直営店を3店舗閉鎖しました。

期末時点の直営店舗数は287店舗、FC156店舗を合わせた総店舗数は443店舗です。

これは私は悪い動きとは見ません。

売上規模だけを追って赤字店舗を維持するより、不採算店を整理して利益率を上げる方が現在の焼肉坂井HDには重要です。

今回営業利益率は1.37%まで改善しましたが、まだ高収益とは言えません。

今後も低採算店舗を整理しながら既存店の利益率を高めることができれば、売上成長以上に営業利益が伸びる可能性があります。

特別利益で作った黒字ではない

今回の純利益黒字転換について、一時的な利益も確認します。

特別利益は固定資産売却益45万円だけです。

一方で、店舗閉鎖損失引当金繰入額532万円、減損損失505万円など、合計1037万円の特別損失を計上しています。

つまり今回の4090万円の純利益は、資産売却益などによって作られたものではありません。

むしろ特別損失の方が大きい状態です。

ここはかなり評価できます。

前年同期は特別損益を差し引く前から利益水準が低く、最終的に赤字でした。

今回は営業利益8246万円、経常利益8206万円を確保したうえで、特別損失を吸収して最終黒字にしています。

したがって今回の利益改善は本業主導と判断できます。

営業外では支払利息増加に注意

一つ気になるのが支払利息です。

前年同期の1898万円から、今期は3177万円まで増加しました。

約67%の増加です。

営業利益8246万円に対して支払利息3177万円という数字は、決して小さくありません。

一方、受取利息、配当金、持分法投資利益、業務受託料、為替差益などを合わせた営業外収益は3158万円あり、結果として経常利益は8206万円と営業利益とほぼ同水準を維持しています。

しかし金利負担の増加は今後も見ておきたいポイントです。

焼肉坂井HDは利益規模がまだ小さいため、数千万円単位の金融費用増加でも利益への影響が大きくなります。

通期予想は営業利益153.7%増

2027年3月期の通期業績予想は変更されていません。

売上高255億7400万円で前期比5.5%増、営業利益3億9900万円で153.7%増、経常利益3億4300万円で41.0%増、親会社株主に帰属する当期純利益1億700万円を予想しています。

営業利益の153.7%増という予想は非常に大きいです。

つまり会社自身も、今期を利益回復の年と位置づけていることが分かります。

第1四半期の営業利益8246万円は、そのスタートとしては悪くありません。

通期予想に対する進捗率

第1四半期時点の単純な進捗率を計算すると、売上高は約23.6%、営業利益は約20.7%、経常利益は約23.9%、純利益は約38.2%です。

純利益の進捗はかなり高いです。

一方でキャピタルゲインを狙うなら、私は純利益より営業利益の進捗を重視します。

営業利益20.7%は、単純な25%基準より少し低いです。

ただし外食企業は繁忙期などによって四半期ごとの利益が変わりますし、今回の資料だけでは年間の季節性を十分に判断できません。

したがって現段階で「進捗不足」と決めつける必要はありません。

ただ、今回の決算で上方修正期待まで強く持つには、まだ少し早いという評価です。

第2四半期で営業利益進捗50%へ近づけるか

通期営業利益計画は3億9900万円です。

第1四半期で8246万円ですから、残り3四半期で約3億1650万円必要です。

単純平均では1四半期当たり約1億550万円です。

第1四半期より少し高い利益水準が必要になります。

したがって今回の8246万円は良いスタートではありますが、「すでに通期計画達成が濃厚」というほどではありません。

第2四半期累計で営業利益進捗率が45~50%程度まで伸びてくれば、通期達成への安心感が高まり、上方修正期待も出やすくなります。

財務は負債削減が進む

総資産は前期末175億3400万円から167億3300万円へ約8億円減少しました。

負債は113億円から105億7600万円へ約7億2400万円減少しています。

会社は、買掛金や長期借入金の減少が主な要因と説明しています。

自己資本比率も35.6%から36.8%へ改善しています。

負債削減と自己資本比率改善はプラスです。

ただし、ここだけを見て財務が大幅改善したと判断するのは早いと思います。

現預金が約7.3億円減少

現金及び預金は前期末52億3242万円から45億588万円へ減少しています。

約7億2700万円の減少です。

売掛金も7億354万円から5億7417万円へ減っています。

一方、長期借入金は51億9698万円から47億1899万円へ約4億7800万円減少しました。

1年内返済予定の長期借入金も19億5742万円から19億2034万円へ減っています。

借入金を減らしているのは良いのですが、現預金もそれ以上に減少しています。

短期借入金、1年内返済予定長期借入金、長期借入金を合計すると約69億3900万円です。

現預金約45億円を上回っています。

したがって、財務は危険というほどではありませんが、現金余力を十分に持つ超安定財務というわけでもありません。

純資産はわずかに減少

純資産は62億3390万円から61億5722万円へ約7700万円減少しました。

利益剰余金は8877万円から1億2967万円へ増加していますが、配当金支払いによって資本剰余金が66億2754万円から65億967万円へ減少しています。

利益は積み上がっていますが、配当による資本の払い出しもあったため純資産全体では減少しました。

この点も財務評価を★★★☆☆とした理由です。

CFは今回の資料では確認できない

第1四半期のキャッシュ・フロー計算書は作成されていません。

したがって営業CF、投資CF、財務CF、フリーCFは今回の資料からは判断できません。

減価償却費は前年同期9228万円から1億613万円へ増加しています。

のれん償却額は1694万円から1541万円へ減少しました。

現預金が7億円以上減っているだけに、本決算などでCFが確認できる際には、利益回復が営業キャッシュ・フローにもつながっているかをしっかり確認したいところです。

株主還元はまだ評価しにくい

2026年3月期の年間配当は0.50円でした。

2027年3月期については第2四半期0円が示されていますが、期末配当や年間配当については今回の資料では具体的な金額が示されていません。

したがって現段階で「増配」「減配」と判断することはできません。

配当目的の銘柄というより、今回の焼肉坂井HDは業績回復による株価上昇を狙う銘柄として見る方が適しています。

今回の決算で最も評価したい点

一番評価したいのは、営業利益の改善です。

前年同期626万円だった営業利益が8246万円まで増えています。

しかも特別利益頼みではありません。

二つ目は、売上高5.1%増に対して販管費の増加を抑え、利益率を改善していることです。

三つ目は、6月に悪天候などの逆風があったにもかかわらず、第1四半期全体では増収増益を確保したことです。

四つ目は、「壁の穴」のリブランディングなど、既存ブランドを立て直す施策が数字につながっていることです。

今回の決算には、「売上がたまたま増えた」だけではなく、会社の改善施策が利益に表れ始めている可能性があります。

一方で気になるポイント

最大の問題は、営業利益率がまだ1.37%しかないことです。

前年より大幅に改善しましたが、原材料費や人件費が少し上昇しただけでも利益が消えてしまいかねない水準です。

二つ目は営業利益進捗率20.7%です。

好決算ではありますが、通期営業利益399百万円を大幅に上回るペースとまでは言えません。

三つ目は現預金の減少です。

借入金も減っていますが、現金の減少幅も大きいため、キャッシュ創出力は今後確認する必要があります。

四つ目は支払利息の増加です。

営業利益規模がまだ小さいだけに、金融費用が利益に与える影響は無視できません。

キャピタルゲインという視点ではどう見るか

焼肉坂井HDをキャピタルゲイン狙いで見る場合、一番面白いのは「成長企業」というより「業績回復企業」という点です。

前年同期は営業利益626万円しかありませんでした。

今期は8246万円です。

こうした低収益企業では、利益がゼロ付近から数億円規模へ改善すると、売上成長率以上に企業評価が変わることがあります。

つまり、この銘柄の株価上昇材料になり得るのは、

売上5%増ではなく、利益率が1%台から2%、3%へ上がること

です。

仮に売上高がそれほど大きく増えなくても、既存店改善、不採算店整理、メニュー改革、コスト管理によって営業利益率が上がれば、利益は大きく変わります。

今回の決算はその第一歩としては悪くありません。

ただし、まだ「構造改革成功」と判断する段階でもありません。

次の決算で営業利益率がさらに改善するかを確認したいです。

私ならどう売買するか

すでに焼肉坂井HDを保有しているなら、私は今回の決算では売りません。

前年同期と比較すると、本業の利益が明確に改善しています。

特別利益頼みでもなく、赤字だった最終損益も黒字へ戻っています。

したがって、少なくとも第2四半期までは業績回復の継続を確認したいと思います。

新規買いの場合は少し慎重です。

今回だけで一気に大量購入するより、私は分割で入ります。

第2四半期で営業利益がさらに積み上がり、通期営業利益399百万円に対する進捗が50%前後へ近づくなら追加します。

特に営業利益率が1.5%、2%と上がる動きが確認できれば、キャピタルゲイン目的での評価を一段上げます。

逆に今回の8246万円が一時的な改善で、第2四半期に再び利益がほとんど出なくなるのであれば、買い評価は下げます。

次の決算で見るポイント

最優先は営業利益です。

第1四半期の8246万円からさらに積み上げられるかを見ます。

二つ目は営業利益率です。

今回約1.37%でした。

これが1%台後半から2%台へ向かうようなら、単なる売上回復ではなく収益構造改善と評価できます。

三つ目は主力の焼肉事業です。

今回5月は好調でしたが、6月は節約志向などもありました。夏場以降の客数・客単価がどう動くかを確認します。

四つ目は「壁の穴」です。

リブランディングによる売上増が継続するかを見ます。

五つ目は不採算店整理です。

店舗数を減らしながら利益が伸びれば、店舗ポートフォリオ改善が進んでいると判断できます。

六つ目は支払利息と借入金です。

利益改善を金融費用が打ち消していないかを確認します。

そして最終的には営業利益399百万円という通期計画に対する進捗です。

売却を考える条件

私が売却を考えるのは、第2四半期以降で営業利益が再び大きく減少した場合です。

今回の決算は利益改善が最大の評価材料なので、そこが崩れれば投資ストーリーも崩れます。

また、売上高は伸びているのに営業利益率が再び1%未満へ低下する場合も注意します。

原材料費、人件費、物流費などの増加を価格転嫁や生産性向上で吸収できていないということになるからです。

現預金の減少が続き、借入金削減以上のペースで財務余力が小さくなる場合も警戒します。

逆に売上5%程度の成長を維持しながら営業利益率が上昇していくのであれば、私は簡単には売りません。

今回の私の結論

今回の焼肉坂井ホールディングスの第1四半期決算は、派手な高成長決算ではありませんが、内容はかなり改善しています。

売上高は5.1%増です。

営業利益は前年同期626万円から8246万円へ大幅に増え、経常利益も371万円から8206万円へ改善しました。

純利益は2176万円の赤字から4090万円の黒字へ転換しています。

しかも特別利益はわずか45万円しかなく、逆に店舗閉鎖関連や減損など約1037万円の特別損失を計上しています。

つまり、

今回の黒字化は本業改善によるもの

と評価できます。

一方で営業利益率はまだ約1.37%です。

通期営業利益399百万円に対する進捗率も約20.7%です。

したがって私は、今回を「完全復活」とは評価しません。

むしろ、

「業績回復が数字に表れ始めた第1四半期」

と見ます。

キャピタルゲインを考えるなら、このタイプの銘柄は売上高より利益率の変化を見るべきです。

今後、営業利益率が2%、3%へ上がり、通期営業利益が計画を上回るようになれば、企業評価が変わる可能性があります。

私なら、

保有は継続。

新規買いは少額・分割。

第2四半期で営業利益と利益率の改善が続けば追加買い。

という判断です。

今回の総合評価は**★★★★☆寄りの★★★☆☆**です。

業績回復の方向性はかなり良いですが、まだ利益額と利益率が小さいため満点にはできません。

ただし第2四半期でも同じ流れが続けば、焼肉坂井HDは単なる低位外食株ではなく、利益回復を材料にしたキャピタルゲイン候補として一段面白くなると考えます。

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