「買ったら下がる」「売ったら上がる」──そんな経験にモヤモヤしたことはありませんか?
多くの場合、投資の失敗は感情に判断が左右されることから生まれます。
この記事では、私自身が試行錯誤の中で身につけた「感情をコントロールするための“マイルール”の作り方」を紹介します。
目次
感情に振り回される典型パターン
- 上がったら「まだ伸びる」と思い売れない
- 下がったら「ここで売ったら損だ」と思い切れない
- SNSやニュースに影響され、焦って売買
→ こうした判断ミスは、ルールを持たないことが原因になりがちです。
なぜ“ルール化”が感情の暴走を防ぐのか
ルールがあると、売買判断を「自分の感情」ではなく「事前の基準」に委ねることができます。
これは「自分で決めておいたことだから納得できる」という安心感にもつながります。
マイルールに取り入れるべき5つの視点
視点 | 内容 | 例 |
---|---|---|
✅ エントリー基準 | なぜ買うのか明確に | 「中期で成長期待あり」「チャートがゴールデンクロス」など |
✅ 利確ライン | どこまで上がれば売るか | 「20%上昇で売却」「過去高値を更新したら分割売り」 |
✅ 損切りライン | どこまで下がったら撤退するか | 「購入価格から-10%」「25日線割れ」など |
✅ 保有期間 | どれくらいの期間持つつもりか | 「最長6か月」「決算1回分まで」など |
✅ 再エントリー条件 | 売った後、買い直すルールは? | 「決算改善が確認されたら再検討」など |
私のルール例と運用方法
- 購入理由を書いて記録する(忘れると判断がブレる)
- 銘柄ごとに損切りラインを決める(一律にはしない)
- 月に一度、ルールを読み返す“点検日”を設定
- 「感情が強く動いたときは何もしない」と決めている
マイルールは“絶対”ではなく“指針”
- 相場に100%の正解はありません
- ルールも時代や自分の経験に合わせて進化させていくもの
- 大切なのは「振り返りができる形でルールを持っておくこと」です
まとめ:ルールがあるとブレにくくなる
- 投資は感情との戦い。「ルール」は自分を守る盾になる
- 損切りや利確も“予定通り”なら後悔が少ない
- 最終的に、ブレずに継続できるスタイルこそが利益を生む
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