「この株、もう持っていていいのか?」「そろそろ見直すべき?」
そんな迷いは、投資をしていれば誰にでも訪れます。
この記事では、投資の見直しタイミングと“損切り”の考え方について、私自身の経験も踏まえてまとめます。
目次
投資の見直しが必要になる3つのシグナル
シグナル①:想定していた「成長ストーリー」が崩れたとき
- 業績の下方修正
- 業界トレンドの変化
- 経営陣の信頼性喪失(例:粉飾・方針ブレ)
シグナル②:チャートが「下落トレンド」に入ったとき
- テクニカルに売りシグナルが点灯
- 長期の移動平均を割り込んだ状態が続く
→ 「一度手放して、整理する」選択肢
シグナル③:ポートフォリオ全体のバランスが崩れたとき
- 一部銘柄に偏りすぎている
- 他の魅力的な銘柄が見つかった
損切りは“悪”ではなく“戦略”
多くの人が「損切り=失敗」と捉えがちですが、それは次のチャンスに資金を回すための“戦略的撤退”です。
- 含み損は“未来の損”ではなく“現在の判断ミス”かもしれない
- 「握力」で持ち続けて損失が膨らむことの方が怖い
見直しと損切りをためらう理由
- 「ここまで下がったのに、今さら売れない」
- 「戻るかもしれない」
- 「売った直後に上がるのが怖い」
→ でもそれらはすべて“感情”であり、“根拠”ではない。
「理由が崩れた投資」は、一度リセットした方が気持ちも楽になります。
私が実践している見直しのルール
- ✅ 「エントリー時に出口条件を決めておく」
例:「この業績水準を割ったら売却」「PERが一定以上に膨らんだら再検討」 - ✅ 「毎月または四半期でポートフォリオを振り返る」
- ✅ 「一度は“手放して良かった”前提で売却を考える」
→ 手放しても買い直せばいいと割り切る
まとめ:感情ではなく「ルール」で判断する
- 投資の見直しは、銘柄の状況変化だけでなく、自分の資産戦略との整合性から考える
- 損切りは敗北ではなく、「次の一手を打つための前進」
- 最も避けるべきは、「なんとなく」持ち続けてしまうこと
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