「積立投資で資産が2倍になるのはいつ?」
この問いにスッと答えてくれるのが「126の法則」です。
毎月コツコツ投資を続ける人にとって、資産が増えるスピード感を知るのに役立つシンプルな法則です。
目次
126の法則とは?
「126の法則」は、毎月積立で資産が2倍になるまでの年数を、ざっくり計算するための法則です。
複利の効果に加え、定期的な入金も含めて成長する前提です。
計算式と使い方
計算式:
126 ÷ 年間利回り(%) = 2倍になるまでの年数(積立)
たとえば、年利6%の積立運用なら:
126 ÷ 6 = 21年
つまり、21年で積立資産が2倍になると見積もることができます。
年利別・2倍までの早見表(積立版)
年利(%) | 2倍になるまでの年数 |
---|---|
3% | 42年 |
4% | 31.5年 |
5% | 25.2年 |
6% | 21年 |
7% | 約18年 |
一括投資との違い:なぜ「72」でなく「126」?
- 一括投資の2倍法則 → 72の法則
- 積立投資の2倍法則 → 126の法則
積立は「元本」が時間とともに増えていくため、2倍に到達するまで時間がかかる傾向があります。
その分、毎月の資金投入で「価格の平均化(ドルコスト平均法)」が効きやすいというメリットも。
注意点と補足
- この法則も税引き前の年利を前提にしているため、NISAなど非課税口座を使うと想定通りの効果が得やすくなります。
- あくまで定期・継続積立を前提とした見積もりで、スポット投資との混合には向きません。
活用シーンの例
- 教育資金の準備(例:0歳から18年間の積立)
- 老後資金の20〜30年計画
- つみたてNISAやiDeCoの成果イメージづくり
💡「年利5%で25年積立」→ちょうど2倍が目安、という理解ができるだけでも計画が立てやすくなります。
まとめ
- 「126の法則」は、積立投資で資産が2倍になるまでの年数をざっくり把握できる法則
- 一括投資より時間はかかるが、安定的・堅実な増加を目指す人にぴったり
- 「時間×複利×積立」のトリプル効果を意識して、長期計画を立てよう
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